歯を抜いて行う矯正治療[大凬矯正歯科クリニックの症例集・抜歯矯正]
症例 17 上下顎前歯前突成人症例『八重歯を伴う』
- 2013-09-20 Fri 11:58:26
- 未分類
症例17
上下顎前歯前突成人症例 22才10ヶ月
『八重歯を伴う』
【抜歯症例】
【主訴】
上下の前歯が出ているため口元が突出しており、口を閉じるのが困難であり、口元の突出感に
よるコンプレックスがありました。また、歯並びにおいては、叢生(乱杭歯)がありブラッシ
ングがとても大変でした。
【検査・診断】
骨格は、上顎骨が下顎骨より少し大きく(少し出っ歯)、上下の前歯は大変前方に傾斜
していました。歯の大きさと顎の大きさの関係は、歯の大きさに対し顎が大変小さい状態
でした。リップバランス(唇のバランス)も上下の唇が突出していました。
【治療方針】
上下の前歯の前方への傾斜、叢生(乱杭歯)の改善のために抜歯が必要でした。
いずれの選択をしても、歯を抜かずに歯列を拡大治療を行うと下の前歯の歯槽膿漏
(左下の前歯の歯肉が退縮しています)が発生し、何年か後に歯肉の退縮が進んで来ると考えられました。
以上の内容を踏まえ患者さんと十分相談した結果、歯を抜いて治療を行う事にしました。
相談の時間をたっぷり取ったため、検査をしたのは22才10か月でしたが、治療に入ったのは
7ヶ月後の23才5ヶ月になりました。
【抜歯部位】

【注意】 成人の治療を行う場合の注意点(リスク)について
年代によって矯正治療のリスクは様々あります。また、注意すべき点も世代により
様々あります。成人している患者さんにおいての代表的なリスクは、歯周病による
歯槽骨の吸収(歯槽のうろう)、虫歯等による歯の神経の治療がされている場合が
あることです。
これらは、歯の移動により歯槽骨(歯を支えている骨)の吸収の増悪、根尖部
(歯の根の先)の急性炎症などが起こる原因になります。この様な場合、歯にかける
力に注意が必要になってきます。根尖部(歯の根の先)に対してはレントゲンによる
定期的な観察が必要です。
治療期間も歯槽骨の吸収、炎症に対しては考慮すべき大きな要素です。
治療前(22才10ヶ月)






治療後(25才6ヶ月)



横顔の比較

治療前(22才10ヶ月)治療後(25才6ヶ月)
中顔面の突出感(横顔の出っ歯感)も消失し、
とてもバランスの良い顔貌になりました。
歯並びの比較
治療前(22才10ヶ月)

治療後(25才6ヶ月)

治療前(22才10ヶ月)

治療後(25才6ヶ月)

【院長からのメッセージ】
実質治療期間は2年8か月で予定の治療期間で終了する事が出来ました。著しい歯槽骨の
吸収、急性炎症等大きな問題も発生せず治療を終える事ができました。元々歯を支えている
骨が薄く、特に表側の骨は極めて薄い状態です。歯列の拡大を行うと歯槽膿漏になりやすい
ため拡大をせずに治療を行いました。今後適切なブラッシングを行い歯を長く持たせる事が
できるようにしっかり管理をしていきたいと考えています。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
Y.H..さん : 「社会人になり治療できる準備ができたのがきっかけです。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
Y.H..さん : 「ずっと昔からコンプレックスだったので、笑いにくかったです。(笑ってましたけどね…)
相手の目線が口元に行くたびにショックでした。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
Y.H..さん : 「しいていうなら痛みくらいです。やっと治療できる喜びの方が大きかったです。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
Y.H..さん : 「特にありません。あごが小さく、歯を抜かなければきれいにならないだろうと
思っていましたので…」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
Y.H..さん : 「人前にでる職業なのでかなり抵抗がありました。
金属の装置は目立つのですが、前が白だったので有難かったです。」
院長 : 「 治療期間が、約2年8か月かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
Y.H..さん : 「最初は、口の中が血だらけになった事ですね。口内炎もひどくて、食事が
できませんでした。 歯の移動にともない口内炎のできる場所も変わり辛かったですが、
一方で、歯並びがよくなっている実感にもつながりました。」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
Y.H..さん : 「素直に嬉しいです!治療して本当に良かったと思っています。」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
Y.H..さん : 「大崎先生は勿論、スタッフの方、家族、友人など支えてくださったみなさんに
心より感謝しています!」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
Y.H..さん : 「不安なのははじめだけ。ぜひ思いきって治療してみてください!」
上下顎前歯前突成人症例 22才10ヶ月
『八重歯を伴う』
【抜歯症例】
【主訴】
上下の前歯が出ているため口元が突出しており、口を閉じるのが困難であり、口元の突出感に
よるコンプレックスがありました。また、歯並びにおいては、叢生(乱杭歯)がありブラッシ
ングがとても大変でした。
【検査・診断】
骨格は、上顎骨が下顎骨より少し大きく(少し出っ歯)、上下の前歯は大変前方に傾斜
していました。歯の大きさと顎の大きさの関係は、歯の大きさに対し顎が大変小さい状態
でした。リップバランス(唇のバランス)も上下の唇が突出していました。
【治療方針】
上下の前歯の前方への傾斜、叢生(乱杭歯)の改善のために抜歯が必要でした。
いずれの選択をしても、歯を抜かずに歯列を拡大治療を行うと下の前歯の歯槽膿漏
(左下の前歯の歯肉が退縮しています)が発生し、何年か後に歯肉の退縮が進んで来ると考えられました。
以上の内容を踏まえ患者さんと十分相談した結果、歯を抜いて治療を行う事にしました。
相談の時間をたっぷり取ったため、検査をしたのは22才10か月でしたが、治療に入ったのは
7ヶ月後の23才5ヶ月になりました。
【抜歯部位】

【注意】 成人の治療を行う場合の注意点(リスク)について
年代によって矯正治療のリスクは様々あります。また、注意すべき点も世代により
様々あります。成人している患者さんにおいての代表的なリスクは、歯周病による
歯槽骨の吸収(歯槽のうろう)、虫歯等による歯の神経の治療がされている場合が
あることです。
これらは、歯の移動により歯槽骨(歯を支えている骨)の吸収の増悪、根尖部
(歯の根の先)の急性炎症などが起こる原因になります。この様な場合、歯にかける
力に注意が必要になってきます。根尖部(歯の根の先)に対してはレントゲンによる
定期的な観察が必要です。
治療期間も歯槽骨の吸収、炎症に対しては考慮すべき大きな要素です。
治療前(22才10ヶ月)










治療後(25才6ヶ月)










横顔の比較

治療前(22才10ヶ月)治療後(25才6ヶ月)
中顔面の突出感(横顔の出っ歯感)も消失し、
とてもバランスの良い顔貌になりました。
歯並びの比較
治療前(22才10ヶ月)



治療後(25才6ヶ月)



治療前(22才10ヶ月)



治療後(25才6ヶ月)



【院長からのメッセージ】
実質治療期間は2年8か月で予定の治療期間で終了する事が出来ました。著しい歯槽骨の
吸収、急性炎症等大きな問題も発生せず治療を終える事ができました。元々歯を支えている
骨が薄く、特に表側の骨は極めて薄い状態です。歯列の拡大を行うと歯槽膿漏になりやすい
ため拡大をせずに治療を行いました。今後適切なブラッシングを行い歯を長く持たせる事が
できるようにしっかり管理をしていきたいと考えています。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
Y.H..さん : 「社会人になり治療できる準備ができたのがきっかけです。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
Y.H..さん : 「ずっと昔からコンプレックスだったので、笑いにくかったです。(笑ってましたけどね…)
相手の目線が口元に行くたびにショックでした。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
Y.H..さん : 「しいていうなら痛みくらいです。やっと治療できる喜びの方が大きかったです。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
Y.H..さん : 「特にありません。あごが小さく、歯を抜かなければきれいにならないだろうと
思っていましたので…」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
Y.H..さん : 「人前にでる職業なのでかなり抵抗がありました。
金属の装置は目立つのですが、前が白だったので有難かったです。」
院長 : 「 治療期間が、約2年8か月かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
Y.H..さん : 「最初は、口の中が血だらけになった事ですね。口内炎もひどくて、食事が
できませんでした。 歯の移動にともない口内炎のできる場所も変わり辛かったですが、
一方で、歯並びがよくなっている実感にもつながりました。」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
Y.H..さん : 「素直に嬉しいです!治療して本当に良かったと思っています。」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
Y.H..さん : 「大崎先生は勿論、スタッフの方、家族、友人など支えてくださったみなさんに
心より感謝しています!」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
Y.H..さん : 「不安なのははじめだけ。ぜひ思いきって治療してみてください!」
症例16 開口を伴う上下顎前歯前突成人症例
- 2013-03-22 Fri 02:00:36
- 歯を抜いて矯正治療した症例
症例16
開口を伴う上下顎前歯前突成人症例 36才3か月
【抜歯症例】
【主訴】
上下の前歯が出ているため、口を閉じるのが困難である。上下前歯が開いている(開口)ため
前歯でかみきれない。口元の突出感によるコンプレックスがありました。
【検査・診断】
骨格は上顎骨が下顎骨より大変大きく(大変出っ歯)、上下の前歯は大変前方に傾斜していました。
歯の幅と顎の大きさは、顎が少し小さい状態でした。リップバランス(唇のバランス)も上下の唇が
突出していました。舌突出癖による開口。
【治療方針】
診断の結果、上下の前歯の改善のために抜歯が必要でした。
来院時にはすでに右上の小臼歯が1本ありませんでした。
【抜歯部位】

【注意】 成人の治療を行う場合の注意点(リスク)について
年代によって矯正治療のリスクは様々あります。また、注意すべき点も世代により様々あります。
成人している患者さんにおいての代表的なリスクは、歯周病による歯槽骨の吸収(歯槽のうろう)、
虫歯等による歯の神経の治療がされている場合があることです。
これらは、歯の移動により歯槽骨の吸収の増悪、根尖部(歯の根の先)の急性炎症などが起こる
原因になります。この様な場合、歯にかける力に注意が必要になってきます。根尖部(歯の根の先)
に対してはレントゲンによる定期的な観察が必要です。治療期間も歯槽骨の吸収、炎症に対しては
考慮すべき大きな要素です。
治療前(36才3ヶ月)




治療後(40才6ヶ月)




横顔の比較

治療前(36才3ヶ月)治療後(40才6ヶ月)
中顔面の突出感(横顔の出っ歯感)も消失し、
とてもバランスの良い顔貌になりました。
歯並びの比較
治療前(36才3ヶ月)

治療後(40才6ヶ月)

治療前(36才3ヶ月)

治療後(40才6ヶ月)


治療前(36才3ヶ月)

治療後(40才6ヶ月)
【院長からのメッセージ】
実質治療期間は3年半位でやや長かったのですが、著しい歯槽骨の吸収、急性炎症等大きな問題も
発生せず治療を終える事ができました。まだまだ安心する事はできません。これから歯周病の治療、
以前に治療した歯の再治療、舌習癖の管理等やる事がまだまだ沢山ありますがしっかり管理をして
いきたいと考えています。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
T.Y.さん : 「ずっと奇麗な歯並びの方を羨ましいと思っていました。
40才を目前にして、矯正を受けるには今しかないと思いました。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
T.Y.さん : 「思いっきり笑えないコンプレックスがありました。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
T.Y.さん : 「年齢的に歯周病や歯の根の先の急性炎症が治療途中に起こらないか不安でした。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
T.Y.さん : 「『矯正を受ける』と決めた時に覚悟をしていたので、不安はありませんでした。」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
T.Y.さん : 「 『矯正を受ける』と決めた時に覚悟はしていましたが、やはり嫌でしたね•••••(苦笑)」
院長 : 「 治療期間が、約3年半かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
T.Y.さん : 「治療でワイヤーを締めてもらった夜は、いつも歯が痛み食べ物が食べられなかった事が
一番苦しかったです。前歯に何個も輪ゴムを一日20時間かけるよう指示があった時は、
思いっきり笑えないし、話しづらかったのが凄く嫌でした。」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
T.Y.さん : 「最高〜です♡(笑)」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
T.Y.さん : 「 ....................... 」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
T.Y.さん : 「治療は大変だけど、大変な分だけ嬉しさは倍だと思います!」
開口を伴う上下顎前歯前突成人症例 36才3か月
【抜歯症例】
【主訴】
上下の前歯が出ているため、口を閉じるのが困難である。上下前歯が開いている(開口)ため
前歯でかみきれない。口元の突出感によるコンプレックスがありました。
【検査・診断】
骨格は上顎骨が下顎骨より大変大きく(大変出っ歯)、上下の前歯は大変前方に傾斜していました。
歯の幅と顎の大きさは、顎が少し小さい状態でした。リップバランス(唇のバランス)も上下の唇が
突出していました。舌突出癖による開口。
【治療方針】
診断の結果、上下の前歯の改善のために抜歯が必要でした。
来院時にはすでに右上の小臼歯が1本ありませんでした。
【抜歯部位】

【注意】 成人の治療を行う場合の注意点(リスク)について
年代によって矯正治療のリスクは様々あります。また、注意すべき点も世代により様々あります。
成人している患者さんにおいての代表的なリスクは、歯周病による歯槽骨の吸収(歯槽のうろう)、
虫歯等による歯の神経の治療がされている場合があることです。
これらは、歯の移動により歯槽骨の吸収の増悪、根尖部(歯の根の先)の急性炎症などが起こる
原因になります。この様な場合、歯にかける力に注意が必要になってきます。根尖部(歯の根の先)
に対してはレントゲンによる定期的な観察が必要です。治療期間も歯槽骨の吸収、炎症に対しては
考慮すべき大きな要素です。
治療前(36才3ヶ月)











治療後(40才6ヶ月)











横顔の比較

治療前(36才3ヶ月)治療後(40才6ヶ月)
中顔面の突出感(横顔の出っ歯感)も消失し、
とてもバランスの良い顔貌になりました。
歯並びの比較
治療前(36才3ヶ月)



治療後(40才6ヶ月)



治療前(36才3ヶ月)



治療後(40才6ヶ月)




治療前(36才3ヶ月)

治療後(40才6ヶ月)
【院長からのメッセージ】
実質治療期間は3年半位でやや長かったのですが、著しい歯槽骨の吸収、急性炎症等大きな問題も
発生せず治療を終える事ができました。まだまだ安心する事はできません。これから歯周病の治療、
以前に治療した歯の再治療、舌習癖の管理等やる事がまだまだ沢山ありますがしっかり管理をして
いきたいと考えています。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
T.Y.さん : 「ずっと奇麗な歯並びの方を羨ましいと思っていました。
40才を目前にして、矯正を受けるには今しかないと思いました。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
T.Y.さん : 「思いっきり笑えないコンプレックスがありました。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
T.Y.さん : 「年齢的に歯周病や歯の根の先の急性炎症が治療途中に起こらないか不安でした。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
T.Y.さん : 「『矯正を受ける』と決めた時に覚悟をしていたので、不安はありませんでした。」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
T.Y.さん : 「 『矯正を受ける』と決めた時に覚悟はしていましたが、やはり嫌でしたね•••••(苦笑)」
院長 : 「 治療期間が、約3年半かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
T.Y.さん : 「治療でワイヤーを締めてもらった夜は、いつも歯が痛み食べ物が食べられなかった事が
一番苦しかったです。前歯に何個も輪ゴムを一日20時間かけるよう指示があった時は、
思いっきり笑えないし、話しづらかったのが凄く嫌でした。」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
T.Y.さん : 「最高〜です♡(笑)」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
T.Y.さん : 「 ....................... 」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
T.Y.さん : 「治療は大変だけど、大変な分だけ嬉しさは倍だと思います!」
症例15 上顎前歯前突
- 2013-03-19 Tue 11:24:25
- 歯を抜いて矯正治療した症例
症例15
上顎前歯の前方傾斜 13才8か月
【抜歯症例】
【主訴】
上の前歯が出ているため、口を閉じるのが困難で、歯が乾燥し唇にひっかかる事を主訴で
来院されました。
【検査・診断】
骨格は上顎骨が下顎骨より少し大きく(少し出っ歯)、上の前歯は大変前方に傾斜していました。
下の前歯の位置は、ほぼ、正常の位置(傾斜)にありました。歯の幅と顎の大きさは、顎が少し
小さい状態でし た。リップバランス(唇のバランス)も上の唇が突出していました。
歯の神経の治療がされている箇所、歯周病による歯槽骨(歯の周りの骨)の吸収が見られる。
【治療方針】
診断の結果、上の前歯の改善のために抜歯が必要でした。
【抜歯部位】

治療前(13才8ヶ月)



治療後(16才9ヶ月)


横顔の比較

治療前(13才8ヶ月)治療後(16才9ヶ月)
中顔面の突出感(横顔の出っ歯感)も消失し、
とてもバランスの良い顔貌になりました。
歯並びの比較
治療前(13才8ヶ月)

治療後(16才9ヶ月)

治療前(13才8ヶ月)

治療後(16才9ヶ月)

【院長からのメッセージ】
男性に比べ女性は骨の量が少なく歯を支えている骨の量も少ないため、矯正治療を行う時には(歯の移動)
充分注意が必要です。乱杭歯を治す時、特に抜歯をしない場合は歯列を拡大するため、歯を支えている外側の
骨が薄くなり歯槽膿瘍(しそうのうろう)になりやすくなります。矯正治療のリスクの一つですが、他にも
矯正治療を行う上でのリスクがあるため、正確な診断のもとに治療を進めて行く必要があります。
T.T.さんは、我々の色々な指示をきっちり守っていただき、また、時間の変更・キャンセルもほとんどなく、
診断どうりの治療ができた結果、こんなに素晴らしい治療結果を得る事ができました。この宝物を一生大事に
して下さい。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
T.T.さん : 「すごく出っ歯だったので。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
T.T.さん : 「やっぱり出っ歯はコンプレックスでした。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
T.T.さん : 「ありました。痛いと聞いていたので不安でした。やってみると、器具を調節して
2〜3日は痛かったのですが耐えられない程ではありませんでした。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
T.T.さん : 「ありませんでした。」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
T.T.さん : 「ありました。出っ歯の上に器具があるので、口閉まらないかもと思った。」
院長 : 「 治療期間が、約3年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
T.T.さん : 「 」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
T.T.さん : 「歯並びが良くなって感謝の気持ちでいっぱいです。」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
T.T.さん : 「ありません。」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
T.T.さん : 「是非受けて欲しいです。歯並びがよくなってみると、悪い人が目立って見えます。」
上顎前歯の前方傾斜 13才8か月
【抜歯症例】
【主訴】
上の前歯が出ているため、口を閉じるのが困難で、歯が乾燥し唇にひっかかる事を主訴で
来院されました。
【検査・診断】
骨格は上顎骨が下顎骨より少し大きく(少し出っ歯)、上の前歯は大変前方に傾斜していました。
下の前歯の位置は、ほぼ、正常の位置(傾斜)にありました。歯の幅と顎の大きさは、顎が少し
小さい状態でし た。リップバランス(唇のバランス)も上の唇が突出していました。
歯の神経の治療がされている箇所、歯周病による歯槽骨(歯の周りの骨)の吸収が見られる。
【治療方針】
診断の結果、上の前歯の改善のために抜歯が必要でした。
【抜歯部位】

治療前(13才8ヶ月)










治療後(16才9ヶ月)










横顔の比較

治療前(13才8ヶ月)治療後(16才9ヶ月)
中顔面の突出感(横顔の出っ歯感)も消失し、
とてもバランスの良い顔貌になりました。
歯並びの比較
治療前(13才8ヶ月)



治療後(16才9ヶ月)



治療前(13才8ヶ月)



治療後(16才9ヶ月)



【院長からのメッセージ】
男性に比べ女性は骨の量が少なく歯を支えている骨の量も少ないため、矯正治療を行う時には(歯の移動)
充分注意が必要です。乱杭歯を治す時、特に抜歯をしない場合は歯列を拡大するため、歯を支えている外側の
骨が薄くなり歯槽膿瘍(しそうのうろう)になりやすくなります。矯正治療のリスクの一つですが、他にも
矯正治療を行う上でのリスクがあるため、正確な診断のもとに治療を進めて行く必要があります。
T.T.さんは、我々の色々な指示をきっちり守っていただき、また、時間の変更・キャンセルもほとんどなく、
診断どうりの治療ができた結果、こんなに素晴らしい治療結果を得る事ができました。この宝物を一生大事に
して下さい。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
T.T.さん : 「すごく出っ歯だったので。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
T.T.さん : 「やっぱり出っ歯はコンプレックスでした。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
T.T.さん : 「ありました。痛いと聞いていたので不安でした。やってみると、器具を調節して
2〜3日は痛かったのですが耐えられない程ではありませんでした。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
T.T.さん : 「ありませんでした。」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
T.T.さん : 「ありました。出っ歯の上に器具があるので、口閉まらないかもと思った。」
院長 : 「 治療期間が、約3年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
T.T.さん : 「 」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
T.T.さん : 「歯並びが良くなって感謝の気持ちでいっぱいです。」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
T.T.さん : 「ありません。」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
T.T.さん : 「是非受けて欲しいです。歯並びがよくなってみると、悪い人が目立って見えます。」
症例 9 上下顎前突【上顎前突・過蓋咬合】のその後
- 2013-01-12 Sat 15:57:14
- 歯を抜いて矯正治療した症例
こ症例は、2011年12月にアップした症例です。
治療の概略
成長コントロールの治療を開始 (第一期治療開始) 2004年04月 10才01ヶ月
全体の治療を開始 (第二期治療開始) 2005年02月 10才11ヶ月
動的治療終了 (保定開始) 2009年04月 15才00ヶ月
治療後1年8か月 (保定中) 2010年12月 16才08ヶ月
ここまでは前回アップしています。
治療後3年8か月 (矯正治療完了) 2012年12月 18才08ヶ月
今回、治療終了から3年8か月が経過し、成長が終了しました。
また、歯並びも審美的、機能的ともにとても安定しているので
全ての矯正治療を完了することになりました。
その完了時の写真を追加しました。
症例 9
上下顎前突【上顎前突・過蓋咬合・叢生】10才1ヶ月 女性
【抜歯症例】
【主訴】 出っ歯、前歯のかみ合わせが深い、乱杭歯(叢生)および、口元の突出感を主訴とし
来院されました。
【検査結果】 上あごと下あごの大きさはさほど大きなずれはありませんでしたが、上下の前歯の前方へ
の傾斜が見られて口元の突出感につながっていました。
【診断・治療方針】 第一期治療で、わずかではありますが上下の骨のずれの改善を行い、
第二期治療で、上顎前歯の唇側(前方)傾斜、及び、下顎前歯部の叢生(乱杭歯)
の改善のため抜歯を行って治療を進めることにした。
【抜歯部位】

【過蓋咬合・Deep bite】出っ歯、受け口のかみ合わせとは関係なく、前歯のかみ合わせが深い事を言う。
第一期治療開始時(10y1m)






第二期治療開始時(10y11m)






治療終了時(15才0ヶ月)






治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)






装置をはずし2年弱の状態です。装置を外した直後の状態と比べ、咬合がより安定(かみ合わせがより
緊密な状態)して来ています。10年20年という単位で見ると、この様に装置を外してから良くなって
くる事が将来への安定へとつながります。
治療後3年8ヶ月経過(18才8ヶ月)矯正治療完了






左側のかみ合わせ(向かって右側)は治療直後から安定していました。
現在でも変わらず安定しています。
下に並べている写真は右側のかみ合わせで、
写真左側(治療直後)は少し安定が悪かったのですが、
現在ではとても安定したかみ合わせになっています。
矯正治療が終了し、時間の経過に伴い後戻りが起こり、
せっかく治療してなおした歯並びが悪くなることもあります。
治療直後より一日一日かみ合わせが良くなる様な治療を目指してきました。
時間が経てば立つ程、その患者様の持つお口の機能に歯並びがマッチし、
しっくりしてくれるような治療を目標に、
これからも頑張っていきたいと思っています。
治療終了直後 治療後1年8ヶ月 治療後3年8ヶ月

この様な安定したかみ合わせが得れましたので、今日で治療を完了しました。
完了おめでとうございます。
【 治療前後の比較 】
横顔の比較
A 2A

A 第一期治療開始時 (10才1ヶ月) ?A 第二期治療開始時 (10才11ヶ月)
A 2A C

A 第一期治療開始時 (10才1ヶ月) ?A 第二期治療開始時 (10才11ヶ月)
C 治療終了時(15才0ヶ月)
A 2A C D

A 第一期治療開始時(10才1ヶ月) 2A 第二期治療開始時(10才11ヶ月)
C 治療終了時(15才0ヶ月) D 治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)
A 2A C D E

A 第一期治療開始時(10才1ヶ月) 2A 第二期治療開始時(10才11ヶ月)
C 治療終了時(15才0ヶ月) D 治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)
E 治療後3年8ヶ月経過(18才8ヶ月)
矯正治療完了時
歯並びの比較
第一期治療開始時(10才1ヶ月)

第二期治療開始時(10才11ヶ月)

治療終了時(15才0ヶ月)

治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)

治療後3年8ヶ月経過(18才8ヶ月)矯正治療完了

第一期治療開始時(10才1ヶ月)

第二期治療開始時(10才11ヶ月)

治療終了時(15才0ヶ月)

治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)

治療後3年8ヶ月経過(18才8ヶ月)矯正治療完了

【院長からのメッセージ】
第一期、第二期治療合わせて約5年かかっていますが、予約に関しては数回変更があった程度できっちり
通院してくれました。また、治療中の装置が壊れた時も、まめに来院していただきスムーズに治療を進める
ことができました。治療結果において、口腔内機能においても、審美的にも満足のいく成果を得ることが
できたのではないかと思います。これから数年間、予後の状態を観察していく予定です。当院での管理が
終了した後は、ホームドクターのもとできっちり定期健診を受け、この状態を一生維持して、健康な人生を
過ごして下さい。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
M.I..さん : 「学校での歯科検診での指導により。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
M.I..さん : 「頭痛がひどかったです。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
M.I..さん : 「どのくらい痛いのか予想がつかず不安でした。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
M.I..さん : 「歯を抜く痛みがとても不安でした。」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
M.I..さん : 「少し目立ち、違和感があるので抵抗がありました。」
院長 : 「 治療期間が再治療を含め、約5年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
M.I..さん : 「月に1回しめるのが痛くて、ごはんが食べれないことです。」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
M.I..さん : 「 色んな人から必ずといっていいほど、歯並びがきれいと言われるので、
辛くてもがんばってよかったと思います。」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
M.I..さん : 「長い時間をかけて、どんどん歯並びがきれいになり、先生方にとても感謝しています。」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
M.I.さん : 「歯並びをなおせば顔つきや印象も変わり、堂々と笑えるようになりました。
長期間かけても、がんばる価値はあると思います。」
治療の概略
成長コントロールの治療を開始 (第一期治療開始) 2004年04月 10才01ヶ月
全体の治療を開始 (第二期治療開始) 2005年02月 10才11ヶ月
動的治療終了 (保定開始) 2009年04月 15才00ヶ月
治療後1年8か月 (保定中) 2010年12月 16才08ヶ月
ここまでは前回アップしています。
治療後3年8か月 (矯正治療完了) 2012年12月 18才08ヶ月
今回、治療終了から3年8か月が経過し、成長が終了しました。
また、歯並びも審美的、機能的ともにとても安定しているので
全ての矯正治療を完了することになりました。
その完了時の写真を追加しました。
症例 9
上下顎前突【上顎前突・過蓋咬合・叢生】10才1ヶ月 女性
【抜歯症例】
【主訴】 出っ歯、前歯のかみ合わせが深い、乱杭歯(叢生)および、口元の突出感を主訴とし
来院されました。
【検査結果】 上あごと下あごの大きさはさほど大きなずれはありませんでしたが、上下の前歯の前方へ
の傾斜が見られて口元の突出感につながっていました。
【診断・治療方針】 第一期治療で、わずかではありますが上下の骨のずれの改善を行い、
第二期治療で、上顎前歯の唇側(前方)傾斜、及び、下顎前歯部の叢生(乱杭歯)
の改善のため抜歯を行って治療を進めることにした。
【抜歯部位】

【過蓋咬合・Deep bite】出っ歯、受け口のかみ合わせとは関係なく、前歯のかみ合わせが深い事を言う。
第一期治療開始時(10y1m)










第二期治療開始時(10y11m)










治療終了時(15才0ヶ月)










治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)










装置をはずし2年弱の状態です。装置を外した直後の状態と比べ、咬合がより安定(かみ合わせがより
緊密な状態)して来ています。10年20年という単位で見ると、この様に装置を外してから良くなって
くる事が将来への安定へとつながります。
治療後3年8ヶ月経過(18才8ヶ月)矯正治療完了










左側のかみ合わせ(向かって右側)は治療直後から安定していました。
現在でも変わらず安定しています。
下に並べている写真は右側のかみ合わせで、
写真左側(治療直後)は少し安定が悪かったのですが、
現在ではとても安定したかみ合わせになっています。
矯正治療が終了し、時間の経過に伴い後戻りが起こり、
せっかく治療してなおした歯並びが悪くなることもあります。
治療直後より一日一日かみ合わせが良くなる様な治療を目指してきました。
時間が経てば立つ程、その患者様の持つお口の機能に歯並びがマッチし、
しっくりしてくれるような治療を目標に、
これからも頑張っていきたいと思っています。
治療終了直後 治療後1年8ヶ月 治療後3年8ヶ月



この様な安定したかみ合わせが得れましたので、今日で治療を完了しました。
完了おめでとうございます。

【 治療前後の比較 】
横顔の比較
A 2A

A 第一期治療開始時 (10才1ヶ月) ?A 第二期治療開始時 (10才11ヶ月)
A 2A C

A 第一期治療開始時 (10才1ヶ月) ?A 第二期治療開始時 (10才11ヶ月)
C 治療終了時(15才0ヶ月)
A 2A C D

A 第一期治療開始時(10才1ヶ月) 2A 第二期治療開始時(10才11ヶ月)
C 治療終了時(15才0ヶ月) D 治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)
A 2A C D E

A 第一期治療開始時(10才1ヶ月) 2A 第二期治療開始時(10才11ヶ月)
C 治療終了時(15才0ヶ月) D 治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)
E 治療後3年8ヶ月経過(18才8ヶ月)
矯正治療完了時
歯並びの比較
第一期治療開始時(10才1ヶ月)



第二期治療開始時(10才11ヶ月)



治療終了時(15才0ヶ月)



治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)



治療後3年8ヶ月経過(18才8ヶ月)矯正治療完了



第一期治療開始時(10才1ヶ月)



第二期治療開始時(10才11ヶ月)



治療終了時(15才0ヶ月)



治療後1年8ヶ月経過(16才8ヶ月)



治療後3年8ヶ月経過(18才8ヶ月)矯正治療完了



【院長からのメッセージ】
第一期、第二期治療合わせて約5年かかっていますが、予約に関しては数回変更があった程度できっちり
通院してくれました。また、治療中の装置が壊れた時も、まめに来院していただきスムーズに治療を進める
ことができました。治療結果において、口腔内機能においても、審美的にも満足のいく成果を得ることが
できたのではないかと思います。これから数年間、予後の状態を観察していく予定です。当院での管理が
終了した後は、ホームドクターのもとできっちり定期健診を受け、この状態を一生維持して、健康な人生を
過ごして下さい。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
M.I..さん : 「学校での歯科検診での指導により。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
M.I..さん : 「頭痛がひどかったです。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
M.I..さん : 「どのくらい痛いのか予想がつかず不安でした。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
M.I..さん : 「歯を抜く痛みがとても不安でした。」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
M.I..さん : 「少し目立ち、違和感があるので抵抗がありました。」
院長 : 「 治療期間が再治療を含め、約5年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
M.I..さん : 「月に1回しめるのが痛くて、ごはんが食べれないことです。」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
M.I..さん : 「 色んな人から必ずといっていいほど、歯並びがきれいと言われるので、
辛くてもがんばってよかったと思います。」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
M.I..さん : 「長い時間をかけて、どんどん歯並びがきれいになり、先生方にとても感謝しています。」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
M.I.さん : 「歯並びをなおせば顔つきや印象も変わり、堂々と笑えるようになりました。
長期間かけても、がんばる価値はあると思います。」
症例14 上下顎前突【上下の前歯の前方傾斜】
- 2012-04-27 Fri 20:59:59
- 抜歯症例
症例14
上下顎前突(上下の前歯の前方傾斜)10才2ヶ月 女性
【抜歯症例】
【主訴】
最初の相談時に『歯並びをきれいにして欲しい。』という希望で来院されました。治療をする上で
『抜歯を極力さけて欲しい。』という希望もありました。お口の中を見るとなるほどと思いました。
というのも、写真を見てもわかる様に歯並びがとても悪いわけでも無く、また、とても出っ歯という
わけでもありません。これといった顕著な問題がある訳では無かったからです。こういう時の診断は
とても大事です。
【検査・診断】
骨格は上顎骨が下顎骨より少し大きく(少し出っ歯)、上下の前歯は少し前方に傾斜していました。
歯の幅と顎の大きさは、顎が少し小さい状態でした。リップバランス(唇のバランス)も少し口元が突出
していました。
【治療方針】
診断の結果、これらの改善に抜歯が必要でした。また、少し上顎骨の成長コントロール(上顎骨の
成長を止める)が必要でした。
【抜歯部位】

治療前(10才2ヶ月)
上顎前突(出っ歯)の治療を約1年間おこないました。



治療中((11才1ヶ月)
非抜歯での治療を希望されていましたので、全体の治療に入る前にこの点について確認をするため、
もう一度検査を行いを行いました。上下の咬み合わせ、歯列の改善、機能的な回復を行うのであれば
抜歯は必要ありませんでしたが、リップバランス(唇のバランス)の改善には抜歯が必要でした。治療方針
(抜歯・非抜歯)について相談の結果抜歯治療を行うことになりました。



治療後((15才6ヶ月)
治療期間中に入試のため1年間治療を休んだこともあり、全体の治療に4年5ヶ月かかりました。



ほぼ全ての問題点は改善されました。これから2年間経過観察を行いました。
予後の経過観察中にわずかではあるが、下顎骨の成長が
見られた(下あご全体が前方に移動した)ため再治療を行うことにしました。
再治療前(16才4ヶ月)


再治療後(17才4ヶ月)


非常に安定した咬み合わせの状態です。予後を観察する予定です。
【 治療前後の比較 】
横顔の比較

治療前(10才2ヶ月)治療中(11才1ヶ月)治療後(15才6ヶ月)
歯並びの比較
治療前(10才2ヶ月)

治療中((11才1ヶ月)

治療後((15才6ヶ月)

再治療前(16才4ヶ月)

再治療後(17才2ヶ月)

治療前((10才2ヶ月)

治療中(11才1ヶ月)

治療後(15才6ヶ月)

再治療前(16才4ヶ月)

再治療後(17才2ヶ月)

【院長からのメッセージ】
入試で1年間のお休み、また、再治療もあり治療期間は約8年かかりましたが、咬み合わせ、機能的、
審美的、全てにおいて満足のいく結果を得ることができました。今後、数年間経過を確認し治療を終了
する予定です。一度治療を終わってから、わずかな下顎骨の成長により咬み合わせがずれまししたが、
すぐに対処させていただけたので改善ができました。治療を振り返ってみると、F.T.さんは非常に素直な
患者さんだったので、再治療にも了解をいただけたので矯正治療を成功させる事ができました。とても
感謝しています。また、患者さんは8年間の治療期間において予約変更は数回しかなく、とても治療に
対して協力的でした。この事も大変助かりました。
この歯並びは、『人生において両親からもらった最大の贈り物』です。この贈り物を一生大切にして下さい。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
F.T.さん : 「永久歯の生えるスペースが足りなく、歯が生えてこなかったため。また出っ歯であったから。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
F.T.さん : 「ありませんでした。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
F.T.さん : 「ありませんでした。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
F.T.さん : 「将来きれいな歯並びを保つためには抜歯が必要だと聞いていたので不安はありませんでした。」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
F.T.さん : 「ありませんでした。」
院長 : 「 治療期間が再治療を含め、約8年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
F.T.さん : 「装置のワイヤーを変えたときは、食事をするのがつらかったです。針金が少し
とびでているだけで口の中が傷つくことも大変でしたが、数日後に電話をかけると、
すぐまた治してもらうことができ、大変助かりました。」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
F.T.さん : 「口の中がすっきりしましたし、きれいになった歯を見てほしいと思います。」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
F.T.さん : 「特にありません。」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
F.T.さん : 「治療は、決して楽ではありませんし、自分で頑張る事も必要ですがきれいな歯並びに
なることを考えると、きっと頑張れると思うので、まずは、やってみることをおすすめします。」
上下顎前突(上下の前歯の前方傾斜)10才2ヶ月 女性
【抜歯症例】
【主訴】
最初の相談時に『歯並びをきれいにして欲しい。』という希望で来院されました。治療をする上で
『抜歯を極力さけて欲しい。』という希望もありました。お口の中を見るとなるほどと思いました。
というのも、写真を見てもわかる様に歯並びがとても悪いわけでも無く、また、とても出っ歯という
わけでもありません。これといった顕著な問題がある訳では無かったからです。こういう時の診断は
とても大事です。
【検査・診断】
骨格は上顎骨が下顎骨より少し大きく(少し出っ歯)、上下の前歯は少し前方に傾斜していました。
歯の幅と顎の大きさは、顎が少し小さい状態でした。リップバランス(唇のバランス)も少し口元が突出
していました。
【治療方針】
診断の結果、これらの改善に抜歯が必要でした。また、少し上顎骨の成長コントロール(上顎骨の
成長を止める)が必要でした。
【抜歯部位】

治療前(10才2ヶ月)
上顎前突(出っ歯)の治療を約1年間おこないました。










治療中((11才1ヶ月)
非抜歯での治療を希望されていましたので、全体の治療に入る前にこの点について確認をするため、
もう一度検査を行いを行いました。上下の咬み合わせ、歯列の改善、機能的な回復を行うのであれば
抜歯は必要ありませんでしたが、リップバランス(唇のバランス)の改善には抜歯が必要でした。治療方針
(抜歯・非抜歯)について相談の結果抜歯治療を行うことになりました。










治療後((15才6ヶ月)
治療期間中に入試のため1年間治療を休んだこともあり、全体の治療に4年5ヶ月かかりました。










ほぼ全ての問題点は改善されました。これから2年間経過観察を行いました。
予後の経過観察中にわずかではあるが、下顎骨の成長が
見られた(下あご全体が前方に移動した)ため再治療を行うことにしました。
再治療前(16才4ヶ月)






再治療後(17才4ヶ月)






非常に安定した咬み合わせの状態です。予後を観察する予定です。
【 治療前後の比較 】
横顔の比較

治療前(10才2ヶ月)治療中(11才1ヶ月)治療後(15才6ヶ月)
歯並びの比較
治療前(10才2ヶ月)



治療中((11才1ヶ月)



治療後((15才6ヶ月)



再治療前(16才4ヶ月)



再治療後(17才2ヶ月)



治療前((10才2ヶ月)



治療中(11才1ヶ月)



治療後(15才6ヶ月)



再治療前(16才4ヶ月)



再治療後(17才2ヶ月)



【院長からのメッセージ】
入試で1年間のお休み、また、再治療もあり治療期間は約8年かかりましたが、咬み合わせ、機能的、
審美的、全てにおいて満足のいく結果を得ることができました。今後、数年間経過を確認し治療を終了
する予定です。一度治療を終わってから、わずかな下顎骨の成長により咬み合わせがずれまししたが、
すぐに対処させていただけたので改善ができました。治療を振り返ってみると、F.T.さんは非常に素直な
患者さんだったので、再治療にも了解をいただけたので矯正治療を成功させる事ができました。とても
感謝しています。また、患者さんは8年間の治療期間において予約変更は数回しかなく、とても治療に
対して協力的でした。この事も大変助かりました。
この歯並びは、『人生において両親からもらった最大の贈り物』です。この贈り物を一生大切にして下さい。
【患者さんからのメッセージ】
院長 : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」
F.T.さん : 「永久歯の生えるスペースが足りなく、歯が生えてこなかったため。また出っ歯であったから。」
院長 : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
F.T.さん : 「ありませんでした。」
院長 : 「 治療前に不安はありましたか?」
F.T.さん : 「ありませんでした。」
院長 : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」
F.T.さん : 「将来きれいな歯並びを保つためには抜歯が必要だと聞いていたので不安はありませんでした。」
院長 : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」
F.T.さん : 「ありませんでした。」
院長 : 「 治療期間が再治療を含め、約8年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
F.T.さん : 「装置のワイヤーを変えたときは、食事をするのがつらかったです。針金が少し
とびでているだけで口の中が傷つくことも大変でしたが、数日後に電話をかけると、
すぐまた治してもらうことができ、大変助かりました。」
院長 : 「 治療が終わった今の気分は?」
F.T.さん : 「口の中がすっきりしましたし、きれいになった歯を見てほしいと思います。」
院長 : 「 その他何か感想はありませんか?」
F.T.さん : 「特にありません。」
院長 : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」
F.T.さん : 「治療は、決して楽ではありませんし、自分で頑張る事も必要ですがきれいな歯並びに
なることを考えると、きっと頑張れると思うので、まずは、やってみることをおすすめします。」
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