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症例13 上下顎前突【上下の前歯の前方傾斜・八重歯】

                    症例13 

     上下顎前突・叢生【上下の前歯の前方傾斜・八重歯】21才10ヶ月 女性
                   【抜歯症例】




【主訴】
  21才10ヶ月の女性で八重歯を主訴で来院しました。

【検査結果】
   骨格的にはやや反対咬合(受け口)を示していましたが、上の前歯が前方への傾斜しているため、
  かみ合わせは受け口にはなっていませんでした。しかし、あごが小さかったため、八重歯、
  および、前歯に叢生(乱杭歯)がみられました。側貌においてやや口唇の突出感が見られた。
  その他、全体的に骨吸収が見られた。この事により、治療後において全体的に歯肉の退縮が見られると
  考えられた。

【診断】
  III級(受け口)  叢生・上下顎前歯の前突を伴う。
  叢生、前歯の前方傾斜が見られるため抜歯による治療を進める事にした。

         【本症例における抜歯・非抜歯の基準について】

 歯を抜かない非抜歯治療においては歯列を左右前後に拡げる事により問題点の解決を行います。
本症例の場合、叢生量(歯が重なっている量)は上顎で16mm、下顎で9mmスペース不足でした。
また、上下前歯は平均値に比べ約15°程度前方に傾斜していました。
これらの解決のために、合計で上顎は約24mm、下顎は17mm歯列を拡大する必要がありました。

      08_02_04_1462_009.jpg 08_02_04_1462_010.jpg
          この写真のグレーの所が、歯を支えている骨の量です。

       1462 M.N_パ
             初診時のパノラマレントゲンです。

 【上顎】奥歯の内側(口蓋側)は骨があるのですが外側(頬側)は、ほとんど骨がありませんでした。
     特に前歯部の外側(唇側)はほとんど骨がありません。
 【下顎】奥歯(臼歯部)は、歯が内側(舌側)に倒れているので外側(頬側)には骨があります。前方部に
     おいては、ほとんど骨がありません。
     

08_02_04_1462_005.jpg 08_02_04_1462_006.jpg 08_02_04_1462_007.jpg
治療前に、すでに前方部の歯を支えている骨が非常に薄いため歯肉の退縮が起こってきています。
                  【矢印の部分】

      歯列弓を拡大する事により外側の歯を支えている骨が薄くなり歯肉の退縮が起こったり、
      5年10年という期間で見た場合【歯槽のうろう】が起こる事が予測できます。

               歯の移動に伴って骨は移動しません。

      これらの事を考えると、非抜歯で治療した場合長期的に見ると、患者さんが
      見えない問題(骨は歯肉にかくれて見えないため)をかかえこむ事になります。
      以上のことより抜歯治療を選択しました。


【抜歯部位】
     8844X4488.jpg




                 治療前(21才10ヶ月)
08.02.04_1462顔口_001 08.02.04_1462顔口_002 08.02.04_1462顔口_003 08.02.04_1462顔口_004

08.02.04_1462顔口_05 08.02.04_1462顔口_06 08.02.04_1462顔口_07

08.02.04_1462顔口_08 08.02.04_1462顔口_09 08.02.04_1462顔口_10



                治療後(24才8ヶ月)

1462_C顔口完成005 1462_C顔口完成002 1462_C顔口完成003 1462_C顔口完成004

1462_C顔口完成05 1462_C顔口完成06 1462_C顔口完成07 

1462_C顔口完成08 1462_C顔口完成09 1462_C顔口完成10



                【 治療前後の比較 】

横顔の比較
        1462AC横顔
                  治療前(21才10ヶ月)治療後(24才8ヶ月)
               中顔面の突出感(横顔の出っ歯感)も消失し、
               とてもバランスの良い顔貌になりました。
歯並びの比較


                 治療前(21才10ヶ月)
08.02.04_1462顔口_05 08.02.04_1462顔口_06 08.02.04_1462顔口_07
                 治療後(24才8ヶ月)
1462_C顔口完成05 1462_C顔口完成06 1462_C顔口完成07

                 治療前(21才10ヶ月)
08.02.04_1462顔口_08 08.02.04_1462顔口_09 08.02.04_1462顔口_10
                 治療後(24才8ヶ月)
1462_C顔口完成08 1462_C顔口完成09 1462_C顔口完成10



              【院長からのメッセージ】

 男性に比べ女性は骨の量が少ないので、矯正治療を行う時には(歯の移動)には充分注意が必要です。特にM.N.さんの様に歯列から歯がはみ出ている(乱杭歯)のような場合には、歯槽のうろうになりやすくなります。早い時期に来院されたので矯正治療ができました。M.N.さんは歯石が付きやすいほうなのでこれからは、最低でも半年に一回は歯医者さんに行かれ、お口のメンテナンスをきっちりしてもらって下さい。一生自分の歯で食べ物が食べれるようにガンバって下さい。




              【患者さんからのメッセージ】

院長   : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

M.N.さん : 「以前より気にはなっていたのですが、社会人として品の良い顔立ちにしたほうが
      良いと思ったので。」


院長   : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」

M.N.さん : 「八重歯はいつも『かわいいね』と言われていましたが、その他については
      笑うと全体的に口がゆがんで見えていたのがとてもコンプッレックスでした。」

院長    : 「 治療前に不安はありましたか?」

M.N.さん : 「矯正=痛いというイメージがあり、何も食べれなくなったりするのでは…
      という不安はありました。」


院長    : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」

M.N.さん : 「人より歯の数が減ってしまうので、ちまたで言われている8020から
      遠ざかってしまう…という不安はありました。」

院長    : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」

M.N.さん : 「私がそれまで知っていた物はワイヤーや器具が目立つものでしたが、
      装着するのがそれほど目立つものではなかったので不安はありませんでした。」

院長    : 「 治療期間が、約3年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

M.N.さん : 「ワイヤーをしめた時は毎回一時的に痛くなり好きな物が食べれなかったことが
      苦しかったです。」

                                                   
院長    : 「 治療が終わった今の気分は?」

M.N.さん : 「鏡に映る自分が自分ではないみたいですごく嬉しいです。
      以前より歯を見せて笑う機会が増えました。」

院長    : 「 その他何か感想はありませんか?」

M.N.さん : 「特にありません。」
             
院長    : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

M.N.さん : 「費用や時間がかかるし、精神的ストレスも多いに伴いますが、
      今の自分の笑顔に自信がないなら、少しでも迷ってるなら
      治療を受けることをおすすめします。器具が取れた時に出会える
      自分が今までの自分とは全然違っていてホントにビックリするし、
      自分の笑顔に自信が持てるようになりました。
      ちょっとだけ勇気をだせば今以上にもっと自分を好きになれると
      思います。」





症例12 上下顎前突【先天性欠如・上下の前歯の前方傾斜】

                      症例12

         上下顎前突(先天性欠如・上下の前歯の前方傾斜を伴う)18才9ヶ月  女性
                      【抜歯治療症例】


【主訴】     
   口の内の荒れが歯並びの影響であると思われるため。

【検査の結果】
   上下の骨格のずれ(出っ歯)は無く、上の前歯が前方へ傾斜していることによる上顎前突。

【診断・治療方針】
   下顎前歯の先天性欠如歯を伴う上顎前歯前突。治療方針は、上顎前突症例であるため抜歯による
  治療が必要でした。上下左右のバランスを考え、下の歯が一本足らないので下は左下第一小臼歯
  を(1本)抜歯し、上は、左右上顎第一小臼歯(2本)を抜歯して治療を行う事にしました。
   
【抜歯部位】
   44X04.jpg


【先天欠損歯 (先天欠如歯)】とは、生まれつき数が足りない歯のことです。
              「無歯症」とも呼ばれ、
               全部の歯が欠如している場合を 「全部性(完全)無歯症」、
               部分的に歯が欠如している場合を 「部分的無歯症」 と言います。



                     治療前(18y9m)

1416_A18y9mブ_01 1416_A18y9mブ_02 1416_A18y9mブ_03 1416_A18y9mブ_04

1416A_05 1416A_06 1416A_07
1416A_10 1416A_08 1416A_09



                     治療後(21y11m)
10_04_17_141621y11m_C_01.jpg 10_04_17_141621y11m_C_02.jpg 10_04_17_141621y11m_C_03.jpg 10_04_17_141621y11m_C_04.jpg

10.04.17_1416C_05 10.04.17_1416C_06 10.04.17_1416C_07
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                     【 治療前後の比較 】

横顔の比較

               1416横顔A_C
                         治療前(18y9m)治療後(21y11m)
               上唇下唇共に後退し、バランスも良くなりとてもきれいになりました。

歯並びの比較
                     治療前(18y9m)
1416A_05 1416A_06 1416A_07
                     治療後(21y11m)
10.04.17_1416C_05 10.04.17_1416C_06 10.04.17_1416C_07

                     治療前(18y9m)
1416A_10 1416A_08 1416A_09
                     治療後(21y11m)
10.04.17_1416C_08 10.04.17_1416C_09 10.04.17_1416C_10




              【院長からのメッセージ】

 患者さんは非常に矯正治療に協力的で、約3年間の治療期間の間に数回の予約変更があっただけでした。治療中の指示もきっちり守っていただきました。ブラッシングも頑張ってくれました。
 装置が壊れた時もすぐに来院し修復する事ができたので、治療期間も予定どうり終わる事ができました。現在治療後約一年が経過していますが非常に安定しています。もうしばらく様子を見て行く予定です。



             【患者さんからのメッセージ】

院長   : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

M.M.さん : 「口内炎に悩まされ、歯並びを指摘されたのでこちらに来ました。」

院長   : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」

M.M.さん : 「特にありませんでした。」

院長    : 「 治療前に不安はありましたか?」

M.M.さん : 「ワイヤーを装着するという不安がありました。」

院長    : 「 歯を抜いて治療することになりましたが、何か不安はありましたか?」

M.M.さん : 「 説明に納得していたので不安はありませんでした。」

院長    : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」

M.M.さん : 「ありました。」

院長    : 「 治療期間が約3年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

M.M.さん : 「慣れるまで痛くて固いものが食べれなっかた事です。」
                                                   
院長    : 「 治療が終わった今の気分は?」

M.M.さん : 「横顔の印象が変わり、非常に嬉しいです。」

院長    : 「 その他何か感想はありませんか?」

M.M.さん : 「よく告白されるようになりました。」
             
院長    : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

M.M.さん : 「不安は先生が解消してくれます。迷いは数年後には全くなくなります。」









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